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テーマ:少年野球(738)
カテゴリ:baseball
今日、テレビで「その時、胸が熱くなった・・・PART2」という番組を見た。
その中で、中学生最後の打席で泣きながらバッターボックスに入り、逆転スリーランHRを打った少年のVTRがあった。 それを見て自分の中学最後の年のことを書きたくなってしまった。 俺の中学には野球部がなく、俺は地元のクラブチームで野球をしていた。 そのチームは3年が4人しかおらず、また2年が15人もいるという典型的な2年中心チームで、俺はそのチームの主将を務めていた。 うちのチームは、はっきり言って弱かった。 当時の2年は、小6の時に都大会でベスト8まで言った、いわゆる黄金世代(そうでもない?)だったが、中学に入り厳しい指導がなくなったせいか、勝ちに対する熱意が薄かったような気がした。 当然地区大会でも初戦、2回戦止まりが続き、主将である自分も悩む日々が続いた。 口で言っても誰もついてきてくれない。 そう考えて俺はとにかく自分が部員の模範になろうと決意した。 その日から、とにかく誰よりも練習したなぁ。 練習には1番早く来て、1番遅く帰る。 練習中には1番声を出す。 練習中には下級生になるべく声をかける。 そんな当たり前のことだけど、続けていくうちに少しずつみんなついて来てくれるようになったと思う。 そして迎えた最後の夏の大会。 1回戦、2回戦と順調に勝ち残った。 迎えた準決勝。 ここで勝てば念願の都大会。 勝ちたかった。 しかし・・・あえなく完敗。 しかし悔いはなかった。 最終回に逆転した試合もあったし、みんな勝ちたいって気持ちが前より強くなってたのがわかった。 俺は正直言って人の上に立つのは向いてないと思う。 何でも2番手について楽しようって考えるかな。 でも、中学時代にそんな主将という貴重な経験ができたことを、今ではよかったと思う。 ちなみに俺の中学最後の打席は、左中間に2ベースを打った。 あの時はちょっと俺も泣きそうだったなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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