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カテゴリ:日記
の初回授業が今日ありました。
まぁ名前どおり、主に性差別やらなんやらについて扱う授業ということです。 今日は初回ということで軽いガイダンスの後、ビデオを見ました。 NHKの有名番組「プロジェクト○」でした。 題材は男女雇用機会均等法の制定に向けて動いた女性たちの話。 この法律は皆さんも知っている通り、雇用に際して男女の採用、昇進など一切の差別を禁じる法律です。(ちなみに「一切禁止」は後に改正されてからの話) 昔は結婚退職は当たり前、なんと女性は30歳定年という会社まであったそうです。 ところでこの法律を制定する際、当然経済界からは猛反発。 それはまぁおいといて、女性からの反発が非常に大きかったそうです。 労働基準法には「女子保護規定」というものがあり、生理休暇や深夜業の禁止などが定められていました。 これがなくなることを恐れていたらしいですが、「女は家を守ってナンボ」という考え方の女性が大多数だった、というのも事実です。 差別的に言うところの「女性らしい女性」でしょうね。 当時の働く女性たちは職場ではセクハラなど日常茶飯事で、またろくな仕事も与えられず「人間らしく働きたい」と願っていました。 「人間らしく働く」ことを放棄すれば「女性らしい女性」になる。ということは、「女性らしさ」を放棄して「人間らしさ」を・・・あれ? なんか頭が混乱ししてきた。。結局のところ「らしさ」ってなんだろう?というジェンダーを学ぶ際に耳にタコが出来るくらい聞かされる言葉は、やっぱり奥が深い疑問なんだということですね。 ところでジェンダーについて書かれている本にこんなことが書かれていました。 「スポーツテストの長距離走では、男女別に距離が別れている。しかし走ることがその辺の女子より苦手な男子もいれば、その辺の男子よりよっぽど体力の女子もいる。彼らは男ではないのか?女ではないのか?距離を男女で分けることは果たして正しいのだろうか?」 ・・・いや、それは極論でしょう。たとえるなら 男子の体力分布 ・・・・・・・・・・・・・・・ 女子の体力分布 ・・・・・・・・・・・・・ こんな感じで、交差してる部分について触れているに過ぎないわけですよ。 この点数個分をみて、全体をみることをしていない・・・。 てか、この人はどう分けろと言うんでしょうかね?(本では触れていなかったので。) 体力のレベルを自己申告?でもそれじゃ楽したい人もいるし、大体体力の統計データを作るのが非常に難しい。。。 感想→ま、スポーツテストくらい男女で分けたっていいじゃない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.06 22:55:34
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