益田ミリさんの文庫本
おとな小学生を読みました。
おとな小学生 [ 益田ミリ ]
すーちゃんや
僕の姉ちゃんなど、ほのぼのとした作風で知られる益田ミリさんの作品。
最新刊「おとな小学生」は、思い出の絵本とともに、ミリさんの子ども時代のエピソードが描かれています。
紹介される21冊の絵本をご紹介しますね。
・ふたりはともだち
・おやすみなさい フランシス
・どろんこハリー
・あるきだした小さな木
・はははのはなし
・おばけのバーバパパ
・おおきなかぶ
・ちいさいモモちゃん
・はけたよはけたよ
・12のつきのおくりもの
・寺村輝夫童話全集7 オクくんの童話
・ふしぎなえ
・すてきな三にんぐみ
・とこちゃんはどこ
・ぐりとぐら
・しろいうさぎとくろいうさぎ
・しずくのぼうけん
・だるまちゃんとうさぎちゃん
・おおきなおおきなおいも
・ぐるんぱのようちえん
・かたあしだちょうのエルフ
「ふたりはともだち」の章では、友達にゴメンが言えなかった時の気持ちが語られています。
「あ、こんなモヤモヤした気持ち、わたしにもあったな・・・」と、読みながら、子ども時代の記憶が蘇ってきました。
「幼い日に読んだ、もしくは読んでもらった絵本は、有効期限のない切符のようなものだと思っています。いつでも、懐かしい場所に連れて行ってくれる。」
おとな小学生 より
絵本は、おとなの中の「こども」を引っ張りだしてくれる魔法のツール♪
いつもはひっそり隠れている”こどものわたし”と対話すれば、大事な忘れ物が見つかるかもしれませんね。
「おとな小学生」文庫版には、イラストレポ「絵本の国チェコへ」も収録されています。
すでに単行本を読まれた方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
追伸:「だるまちゃんとうさぎちゃん」の章に出てくる”雪の間取り図”、冬の遊びにおすすめです