独りということ
先日、お芝居を見ていたときに、突然、座席がガタガタと揺れました。でも、地面が揺れている感じはなかったので地震ではなさそうです。しかもうめき声のようなものが聞こえた気が…隣にいたお友達が「大丈夫ですか」と言うのが聞こえたため、そちらを見ると、ひとつ向こう隣の方に声をかけている様子。でも、わたしからはよく見えません。声をかけられた方はすぐに応じたようで、何事もなくすみましたが、一瞬、係の人を呼んだ方がいいのかと思ったほどでした。休憩になってから聞くと、その方は意識がなくなって少し痙攣もしていたとのこと。でも、「大丈夫?」の問いかけですぐに意識が戻って、普通になったそうです。大事に至らなかったのは何よりでしたが、その方のように独りで観劇あるいは外出していると、急病などのときには困ることになると改めて思ったのでした。わたしも薬を持ち歩いている身ですが、外出するときに、必ず連れがいるとは限りません。健康な方だって、なにがあるかはわからないし、なにかあったときのことも一応は心づもりしておいた方がいいのかもしれませんね。