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Jan 7, 2006
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カテゴリ:一冊
片っ端から読書しようと思ってた正月休み。10日間もお休みがありながら、なんだかんだで、結局たった3冊しか読破できなかった。目次を頼りにかいつまんで(中途半端に?)読んだものも、結局のところ3冊のみ。

買いあさった本達は、不本意ながら積読コーナーで只今一時待機中。

速読でも習えば、読書スピードって飛躍的に向上するのかしら?

取りあえず、読破済みで面白かったのが「統計でウソをつく法」


統計でウソをつく法




このタイトルはちょっと悪意的に聞こえるけど、中身は「正しい統計の正しい解釈法」みたいなテーマを分かりやすくまとめた善意的な内容。

数字って客観的なもので表現されているから、実際はウソつけない。でも、説明が足りない為に誤解して解釈される場合もあるし、表現手法の工夫欠如で誤解を招く場合もある。そこの部分のみにフォーカスして、云わば「失敗学から学びましょう」ってな感じなのかな。


今、継続読書中の一冊は「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」


怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか




音、語感が持つイメージの潜在的意識を論じている本。人名も、製品名・ブランド名も、全てサブリミナルインプレッションの力として影響力を持っているって、凄く面白い。新たなマーケティングツールじゃん、って目からウロコ。

ことばの3大要素として筆者は「意味・文字・音」とあげていて、その中で「音」の影響力を科学的に提唱してるのが興味深い。

で、ふと思ったのが、健常者はこのことばの3大要素の全てを把握できても、例えば、脳に障害を持てば「意味」の部分が、視覚に障害を持てば「文字」の部分が(ん~?点字だとどうなるんだろ?)、で聴覚障害者は「音」の部分の把握が困難となるのか?、と思うと三次元的ことばの奥深さを垣間見たような気になってきた。

マーケティングツールって、何時も複雑系だよな。





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Last updated  Jan 11, 2006 12:12:32 AM
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