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Apr 24, 2006
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カテゴリ:学び
おおお~?と目にとまった商品@ファミマ


tea


■果実からもらった美味しさ「生果実ティーレモン」

■果実からもらった美味しさ「生果実ティーりんご」


興味を引いた理由は、中に果実スライスが入っていたから。

これによって

・果実のフレッシュさ

・果実のジューシーさ

・生果実によるビタミン効果

等々のイメージが一瞬にして湧いたけど、小さく書かれた文字に目が留まった次の瞬間「やられた!」と感じた。


『果実の美味しさは紅茶へ引き出されています。そのため、中の果実は本来の風味とは異なります。』


・・・果実スライスがあってもなくても、結局テイストは変わらないんじゃん?

実態はかなり甘めのアップルティー&レモンティー。かすかにフルーティの香りは感じられる(ような気がする)。恐る恐る中に入った果実をかじってみると、ま、まずい(というか完全なる無味)。


よくよく考えれば、皮付きのレモンスライスなんかをずっと入れていたら、苦味も雑味も出てくるわけだし、なるほどと思う。強烈な個性や差別化ポイントが与える先入観って、ほんと凄い。印象が全然違う。


商品に実際になんら影響は与えずとも(この場合はテイスト)、視覚で「違い」を見せる事によって印象付けられるイメージの強さに改めて凄いな~と思う。


これと似たような事例として、脳裏をよぎったのが「花王のアタック」ストーリー。「アタック」は改良に改良を重ねたロングセラー商品。確か、ある時に、苦労の末の改良をしたのにもかかわらず、視覚的な相違(パッケージではなく中身の違い)が消費者に認知されず、リニューアルを判別できなかったため、改良を全然訴える事ができなかったとか。その為、実際に洗浄効果にはなんら影響を及ぼさない「ブルー粒子」を混ぜる事によって、視覚的に「商品改良」を訴えるに至ったのだとか。


変化や違い、個性や特性を「わざと」創って、演出させる事って、なかなか興味深い手腕。





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Last updated  Apr 24, 2006 11:51:51 PM
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