ガリガリ君入浴剤
面白い製品を見つけたので、コテコテだけど、4P分析なぞやりながら突っ込み入れてみようと思う。http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=155504&lindID=4【Product】「ガリガリ君入浴剤Cool!(クール)」 製品画像をみると、そのまんまで笑える。4種類が出ているが、ソーダの香り、オレンジの香り、グレープの香り、コーラの香り。・・・オレンジ&グレープはOKだけど、コーラ、ソーダのお風呂に入るのは抵抗ありそう。【Price】210円【Place】全国のドラッグストア・スーパー・量販店の日用品売り場、玩具店など 【Promotion】溶けたあとに残ったバーには、ガリガリ君からの一言メッセージが入っており、「当たり」の文字が出れば「ガリガリ君手動氷かき」のスペシャルバージョンをもれなくプレゼント。バンダイから発売とは、なかなか面白い。(※もとのガリガリ君製造元は赤城乳業株式会社だそうです←社名は初めて知りました。)【販売目標】2007年9月末までに100万個販売する計画。(2007年6月上旬発売)↓↓↓↓アイスをモチーフにしている(=クール成分を配合している)からには、夏期限定の集中投下なのは当たり前???【ターゲット】主なターゲットは小学生。(多分、小学生男児?)↓↓↓↓入浴剤の購買者はおそらく母親。製品の消費者(利用者)は母親も父親も含めたもファミリー全員。ターゲットとして小学生にスポットを当て、「面白いね!」って受け入れられても、入浴剤では母親&父親からも受け入れられないと浸透しないだろうな、と。子供がこれを利用する為に、お湯を入れ替えるわけはないだろうし・・・小学生の子供を持つ父親・母親世代が入浴剤に求めるものは、ざっくりと香り、リラックス効果、美容、美肌、疲労回復・・・父親&母親がコーラやソーダのお風呂にはいる?一つ、有望なのは、ガリガリ君が「2006年に生誕25周年」を迎えたというロングセラー製品であること。子供の頃にはまって食べていた父親が「懐かしい」「面白い」「子供とのコミュニケーションに」と、乗っかってくれれば、One Time Onlyだとしても、遊び買い・遊び利用をしてくれるかもしれない。入浴タイムを遊びタイムへと上手くシフトできれば、小学生男児と、父親のダブルターゲットともいえる?平成12年国勢調査 第1次基本集計結果(全国結果)統計表より・・・12歳未満親族がいる一般世帯=9,016,326世帯6歳未満親族がいる一般世帯=5,356,379世帯→小学生世代(7歳~12歳)がいる一般世帯=3,659,947世帯365万世帯・・・。小学生以下と小学生以上の需要も多少みこめるとしても、約過半数は女児。100万個の販売計画は相当マーケ活動を活発にして、話題をさらわないと、ちょっと(かなり)無謀?AGORIA内の小学生のお子さんがいらっしゃる方。お子さんと一緒に『ガリガリ君入浴剤』はいかがでしょうか?(笑)2007-3-16@AGORIA