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つい先日、ロニー・ジェイムス・ディオの死を悼んだばかりだというのに、
またしても特異な存在感を持つ人の訃報が。 ラッシャー・木村。 昭和の武骨なプロレスと、激笑マイクパフォーマンスという、 全く異質なモノを高レベルで体現した、稀有な存在でした。 ここ数年こそほとんどプロレスは見ていませんが、 実は私は「伝説の田園コロシアム」のTV中継をリアルタイムで見ていた世代なので、 かなり印象的な、思い入れのある人なのです。 その時もテレビの前でメチャ盛り上がっていたのですが、 例の「こんばんは」の時は一瞬何が起きたのか分かりませんでした。 会場全体が「・?・#・!・??・@・・」 物凄い異様な空間がポッカリと出現したのです。 あの衝撃はちょっとやそっとじゃ忘れられません(^_^; その時に始まる猪木との抗争。 タイガーマスク、長州vs藤波と並んで、 当時のプロレスブームをガンガン盛り上げていました。 1対3のハンディキャップマッチなんてのもあったっけ。 その後「一体なんで!?」のUWF参戦。 そしてマイクでブレイクした全日本時代。 プロレスが理屈抜きに面白かった時代にシブい花を咲かせたゴツイおっさん。 その話ぶりも、顔も、黒タイツも、まさに昭和のプロレスラーという存在でした。 ご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.25 22:52:43
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