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パニック障害かりなの日記

パニック障害かりなの日記

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2008.07.21
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産婦人科で「薬を飲むのはとんでもない」と言われて、私は1週間ほど家に閉じこもっていました。

予期不安と、下痢が5分おきに襲ってきて、ほとんどトイレで過ごしていました。

おなかの中に赤ちゃんがいるにもかかわらず、私はデパスを飲んで、耐えるしかありませんでした。

おなかの赤ちゃんはどうなってしまうんだろう…、私のせいで赤ちゃんに何かあったらどうしよう…。

夜も眠れず、何度も死を考えました。

そして、もうどうしようもなくなって、もう一度、前回と同じ産婦人科に行きました。

すると、前回とは違う、若い男の先生でした。

私はすがる思いで、その先生に言いました。


「私はパニック障害です。

妊娠がわかってからも、デパスを飲んでしまいました。

子供はおろした方がいいのでしょうか?」


すると、先生はやさしくこう言ってくれました。


「大変でしたね、デパスは辛かったら飲んでも大丈夫ですよ、もし赤ちゃんになにかあって

も、それはデパスのせいではないですよ。」


そして先生は、パソコンで色々と調べてくださって、「デパスを飲んでの出産で、奇形などの

報告はありません。安心してください、苦しかったらデパスを飲んでもだいじょうぶでしょ

う」

と、にっこりと言ってくださいました。


私はそのとたん、緊張の糸が切れたのか、涙がどんどんあふれて、とまりませんでした。

「ありがとうございます」「ありがとうございます」私は何度もお礼を言いました。

私は、この先生に、命を救われました。

この先生のおかげで私は前に進むことができたのです。


その3につづく













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Last updated  2008.08.03 17:31:05
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