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テーマ:パニック障害&鬱病(750)
カテゴリ:パニック障害の妊娠
産婦人科で「薬を飲むのはとんでもない」と言われて、私は1週間ほど家に閉じこもっていました。
予期不安と、下痢が5分おきに襲ってきて、ほとんどトイレで過ごしていました。 おなかの中に赤ちゃんがいるにもかかわらず、私はデパスを飲んで、耐えるしかありませんでした。 おなかの赤ちゃんはどうなってしまうんだろう…、私のせいで赤ちゃんに何かあったらどうしよう…。 夜も眠れず、何度も死を考えました。 そして、もうどうしようもなくなって、もう一度、前回と同じ産婦人科に行きました。 すると、前回とは違う、若い男の先生でした。 私はすがる思いで、その先生に言いました。 「私はパニック障害です。 妊娠がわかってからも、デパスを飲んでしまいました。 子供はおろした方がいいのでしょうか?」 すると、先生はやさしくこう言ってくれました。 「大変でしたね、デパスは辛かったら飲んでも大丈夫ですよ、もし赤ちゃんになにかあって も、それはデパスのせいではないですよ。」 そして先生は、パソコンで色々と調べてくださって、「デパスを飲んでの出産で、奇形などの 報告はありません。安心してください、苦しかったらデパスを飲んでもだいじょうぶでしょ う」 と、にっこりと言ってくださいました。 私はそのとたん、緊張の糸が切れたのか、涙がどんどんあふれて、とまりませんでした。 「ありがとうございます」「ありがとうございます」私は何度もお礼を言いました。 私は、この先生に、命を救われました。 この先生のおかげで私は前に進むことができたのです。 その3につづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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