パニック障害かりなの日記

つわりはすぐにやってきました。ただでさえ辛いのに、これに予期不安が加わり、想像を絶するものでした。

立ち上がることもできなくなり、実家でずっと寝て過ごしました。

パキシルを急に止めたので、強い予期不安が私を襲いました。

デパスは飲んでもいいと言われたのですが、やはり抵抗があります。

ぎりぎりまで我慢して、もうだめだという時にデパス０．５を１錠だけだけ飲みました。

いつもの量の半分以下なので、完全には効きませんでしたが、赤ちゃんのことを考えるとしかたないです。

でも、飲んだ後必ず、後悔と、恐怖心に襲われました。

本当に赤ちゃんは大丈夫なのだろうか…。

｢健康な赤ちゃんがうまれるのだろうか…｣この思いは、産むまで消えることはありませんでした。

結局、つわりは産む直前まで続きました。

病院の検診にもあまり行けませんでした。

とにかく歩けませんでしたから

死んで楽になりたい…。

何度もそう思いましたが、今になってみれば生きててよかったです。


それと、出産の時に発作がおきたらどうしよう…。

妊娠中はずっと恐怖心との戦いでもありました。


そして、定期的な陣痛がやってきました。


この時は、恐怖心よりも、苦しいつわりや、予期不安から開放される喜びのほうが大きかったです。

赤ちゃんを産んだら、お薬が思いっきり飲める！！


そして出産！


やっぱり出産は辛かったけど、２人目なので落ち着いて産むことができました。

そしてなによりも発作が起こらずほっとしました。

赤ちゃんは元気な男の子がうまれました

妊娠中ほとんど食べていなかったので、強い貧血で、何時間も点滴をしました。

点滴をしている間、私はとても幸せな気持ちでいっぱいでした。

｢わたしでも産めた！｣

そして元気な赤ちゃん！

本当に幸せで一杯でした。

そして、産んだ直後につわりは消えていました。


続きはまた今度！