利上げの影響
日経平均株価が1万8,000円台を回復した。新聞は「日銀が実施した利上げで円高が進むと予想されていたが、実際には円安が進んだため」と分析している。日銀の利上げの日には「企業の投資意欲に水を差し…」などと識者のコメントを紹介していたが、結局、利上げが株価に及ぼす影響は無視できる程度(少なくとも大企業には)。予想とは逆に円安傾向が続いている。日銀の利上げ公表後には、円を売る動きが優勢になったほど。日本丸という巨大タンカーの舵を少し切ったところで、進路はにわかに変わらないということか。結局マスコミの予想でなく、「市場に聞く」ことしかできない。次の利上げ予想もいろいろあるが、それまで耳を澄まして観察かな。