まだ来ないエコカーの時代
NBオンラインの記事から抜粋。『経済産業省が次世代自動車の普及プランをまとめた。日本経済を支える基幹産業とも言える自動車については、2020年をメドにした業界の方向性と政策支援のあり方を議論し、4月12日に報告書が発表された。 現政権は温暖化ガスの排出を2020年に1990年に比べて25%も減らす方針を国際社会で表明した。それなのに報告書に盛り込んだ2020年の政府目標は、新車販売のうち少なくとも半分、多ければ80%が従来車。排出削減に効果のあるEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)といった次世代車はまだ「脇役」だ』 その理由もNBオンラインに解説されている。そこで気になるのは政府目標そのもの。確か誰かの計算では、温暖化ガスの排出を2020年に1990年に比べて25%減らすためにはEVやPHVを新車販売の90%にしなければならないはず。人類の温暖化ガスの排出防止のための産業技術は、そんなにも未熟で高コストなのかと心配になった。