『Kodak写真大百科事典』
もう四半世紀も前になるが、かつては写真を趣味にしていた。撮影はもちろん、暗室作業でカラーフィルムの現像やプリントまでやったものだ。そのころ買った「写真大百科事典」が出てきた。というよりも、本棚を整理していて捨てようかどうか迷った末残しておこうと思った本。一応全10巻が揃っているので、捨てるのに忍びない。題名は『Kodak写真大百科事典』とあり、写真用品の最大メーカーKodak社の製作。銀塩フィルムの頃の写真技術の全般が分かる。そのKodak社も今や破産会社。すっかりデジタル写真の時代になってしまった。しかし、写真の撮影技術に関しては、今でも「写真大百科事典」が役に立つ。もっとも最近は一眼レフはもちろんのこと、コンパクト一眼も使わない。もっぱらコンパクトカメラか携帯電話のカメラを使うので、撮影技術もあまり必要ない。