顧客データ
紳士服量販店に小物を買いに行った。ポイントカードを持っていなかったが、会員データはどの店でも確認できる。大分貯まったポイントが使えるはずだった。店の男性店員に確認すると、確かにその店でも私のポイントデータが確認できて、ポイントが使えると言われた。ところが実際に電話番号を告げたところ、その番号は登録されていないと言う。次に氏名と住所でも検索してもらったが、それも登録されていないと。仕方なくその日は退散したのだが、次の日、どうしても気になってまた件の店を訪ねた。だって、しょっちゅうVIP会員のDMが入ってくるぞ。今度は女性店員が応対。やはり同じ対応。先ず電話番号で検索してもらうと、当然なし。しかし氏名ではヒットした。住所も告げたとおりに登録されていた。よくよく確認してもらうと、電話番号の最後の桁が誤って入力されていたことが分かった。早速訂正してもらったのだが、それにしても前日の男性店員の行動は理解できない。電話番号は違っていたとしても氏名と住所は正しかった。告げたとおり正しく入力していればヒットしたのだ。どうも最初に電話番号がなかった時点で、氏名と住所をきちんと検索する意志をなくしたようだ。こちらは画面を見ていないのでどんな入力をしたかわからない。初めからないと思って、氏名を正確に入力しようとしなかったとしか思えない。何れにせよ、注意深く顧客データを扱ってくれた女性店員のおかげで、無事ポイントを使って買い物をすることができた。