JRの謝罪ポスター
仕事柄、東京駅をよく利用する。昨日は東京駅前で高速バスを降りて、いつものJRで帰宅した。古臭かった駅舎は、開業100周年を迎えて大いに綺麗になったのはありがたい。しかし、観光客が増えてか、コンコースの混雑も増したような気がする。それで思い出したのが、コンコースのポスター。たぶん駅長だと思われる白い制服の人物を中心に、多分駅の職員だと思われる人物が写った集合写真だ。遠目に人物の特定はできないが、皆誇らしげに姿勢を正している。翻って、昨年12月20日の記念Suicaの発売日の騒動。その日に希望通り入手できた人は極めて少数だ。その後も発送可能予定数10万枚を大幅に上回る499万枚の申込みがあり、最長では来年の3月まで待たなければ入手できないことになっている。実は私も2枚申し込んだのだが、記念の年の1年後ではめでたい気持ちも半減するというもの。記念Suicaを手にして、「そんなこともあったか」と思うことになるだろう。ダイヤの正確性については世界一のJRも、こと記念Suicaの希望者の見積もりについては大外れだった。12月20日にわざわざ東京駅まで行って買えなかった人にはもちろんのこと、これからも時間待ちをさせられる購入者に対しても、もっと積極的な謝罪が欲しいものだ。そこで提案。件のコンコースのポスター。全員が謝罪のお辞儀をしたものがあったら、少しは溜飲を下げられると思うのだが…。