マナー違反
新大阪から、博多発ののぞみで帰路についたときのこと。電源が使えて隣に人が座ることが少ないという理由で、私は3列席のA席を予約しておく。更には、人の移動がより少ない車両の中央付近がよい。今日も予約した10番A席に座ろうと思ったら、男の先客が着席していた。指定席券を見せて、私の席であることを告げると、男から理解できない言葉が返ってきた。中国語のようだ。すると10番C席の女が、「ココシテイセキ?」と聞いてきた。何を寝ぼけたことを言っているのだ、とは言わなかったが、不思議な反応。「指定」の表示は分かりやすく嫌でも目に入る。そうこうしていると10番B席の別の女もしゃべりだした。結局二言三言しゃべった挙句、3人同時にサッと立って別の車両に去って行った。どうやら男1人と女2人の、3人連れの中国人グループ。偶々空いていた指定の3列席にちゃっかり座っていたようだ。それにしても、新大阪までの間に検札の車掌が来ているはず。なぜ見咎められなかったのだろう?検札をやり過ごして座ったのだろうか?いずれにせよひどいマナー違反だ。結果、10番B、C席は東京駅まで空席だった。東京駅が近くなる頃、検札の車掌が回って来た。私の予約がなければ、件の3人はずっと座り続けたことになる。最近は新幹線にも外国人が増えたが、それにつれてマナー違反も目に付くようになった。