八幡山古墳と古代蓮の里
しばらく投稿をさぼっていた。いささか古い話題。先月末に埼玉県の行田周辺をドライブして、行った2箇所について。1箇所は「八幡山(はちまんやま)古墳」。有名な埼玉古墳群から2km北東にある。カーナビを頼りにしないとたどり着けないような、工場や倉庫に囲まれたわずかな場所。古墳を中心に「八幡山公園」という公園が整備されている。昭和10年に近くの沼を埋め立てるために覆土を取り去ったために、今は石室の部分だけが残されている。その石室は玄室、中室、前室などがつながり、全長は約17m。奈良の明日香村の石舞台古墳の石舞台に対して、「関東の石舞台」と呼ばれているそうだ。最近の修復で新旧の石材が混ざっているが、確かに立派な石組だ。もともとの古墳の大きさは、直径74m、高さ11mと推定されていて、かなり大きなものだ。石室の天井に上って、石室の上から写真を撮った。2箇所目は、「古代蓮の里」。田んぼアートがギネス世界記録に認定されたためか大変な人出だ。自分もそれが目的なので、大変な人出の一部ではあるが。展望台に上るエレベーターが2時間待ち。待ち時間で食事をしたのだが、うどん店が30分待ち。大変なギネス効果だ。で、展望台から見る田んぼアートは確かに素晴らしい。公式記録は大きさ27,195平方メートル。展望台の高さから見るようにできているので、地上ではその絵柄が全く分からない。