初めての地鉄
少し前のこと、富山県魚津市への出張で、初めて富山地方鉄道(地鉄)を利用した。その魚津へは、新しくなった北陸新幹線経由。東京駅から、“はくたか”に乗って「黒部宇奈月温泉駅」で降りると、地鉄の「新黒部駅」が直ぐ目の前だ。「新黒部駅」は今年の2月に開業したばかりで、ぴかぴかの新駅舎。もちろん新幹線の「黒部宇奈月温泉駅」も真新しい。で、「新黒部駅」から乗った地鉄の車両(新魚津駅で撮影)は黄色とみどりのレトロなワンマンカー。調べてみると、元京阪鉄道の10030系ということだ。料金は、前乗り・降車時清算方式で、バスと同じだ。電車の支払いと言えばSuicaと思う頭には、こんなことが興味深い。さっきまで乗っていた、最新の新幹線車両とのギャップも面白い。そんなわけで、「新黒部駅」から「新魚津駅」までの往復が、今回の出張のハイライトとなった。