蕎麦の絶品
琴平丘陵を中心に、秩父の山をハイキングした。その総距離は約13km。我ながらよく歩いた。最後に遅い昼食を摂ったところが「みやび庵」だ。今回はここも目的の一つ。秩父はそばでも有名で、秩父やまなみ街道のパンフレットには、11軒の店が紹介されている。その中でもみやび庵は特別だ。先ず、つなぎを一切使わない十割(とわり)蕎麦ということ。HPの十割蕎麦に拘る理由が素晴らしい。第2はさらしな蕎麦が食べられること。さらしな蕎麦とは、蕎麦の実の一番芯に近いところだけを使った蕎麦。従って見掛けは真っ白だ。第3は、挽き方の違うそれぞれの蕎麦を一度に味わえること。ということで三種蕎麦きりを注文した。因みに“蕎麦きり”と言う言葉は、蕎麦がきなどの塊で食べる形態に対して、切って麺状にしたものを言うのだそうだ。要するに“そば”のこと。何にせよ、そこいらの“そば”とは全く次元の違う”蕎麦”であることに違いはない。