黒光り 閲覧注意 コウガイビル
庭の植木鉢(プラスチック製)をひっくり返したら、クロコウガイビルが出てきた。これまでも庭仕事のときに、見たことがあるが、その度にドキッとさせられる。黒光りするその姿を気味悪く思うのは万人共通だろう。でも、それはクロコウガイビルの責任ではない。彼らは彼らなりに、進化の過程で環境に適した形態なっただけ。それを気味悪いと思うのはヒトの身勝手と言うものだ。見ていると、それなりに急いで、日陰を探して蠢いている。急に白日の下に晒されて、きっと大慌てなのだろう。などと考えていると、今度はナメクジも現れた。ぬめりの競演だ。クロコウガイビルはナメクジにとっての捕食者。クロコウガイビルが捕食に向かってもよさそうなものだが、どちらも日陰に逃げ込むので精一杯の様子。観察はそこまでにして、撮影後は鉢は元に戻して一件落着。