短日の車内網棚にも忍者
また、伊賀鉄道の伊賀線に乗った。東京から約4時間。伊賀神戸で近鉄から乗り換えるころには日暮れていた。目的地の上野市駅周辺は、伊賀市の中心。忍者の里として売り出し中だ。街には忍者関連のイラストや物品に溢れ、どこに行っても忍者、忍者、忍者。辻から忍者の装束の人物が現れてもおかしくない雰囲気だ。極め付きは「忍者列車」の網棚の忍者マネキン。初めて見たときは、本当の忍者が潜んでいるかと思った。忍者の里はインバウンドに好まれているそうだが、今見ることはない。ここでも早くコロナ禍が早く収まることを願った。因みに、忍者列車の内装には木製が多く使われ、つり革には手裏剣の柄が見てとれる。