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最近読んだ本のうち、『イカの心を探る 知の世界に生きる海の霊長類』がなかなか面白かった。
著者は北海道大学の水産学部でイカを研究テーマとして選んだ。その著者曰く、「本書はイカがいかに知的であり、それが広い動物界にあってどのようにユニークであるのかを、イカ大国日本で生まれ育った者が初めて論じようとする本」 序章が函館名物「いか踊り」の歌詞から始まるのだから、本の書きぶりもユニーク。 さて、本書からイカに関する以下のトリビアを紹介。 ・ウナギ、サケ、マグロ、ウミガメなどと同じにイカの仲間にも回遊するものがいる(例えばスルメイカ) ・イカの多くは寿命が一年(単年性と呼ぶ) ・イカの飼育は難しく、むろんイカの養殖もおこなわれていない ・イカは巨大脳を持つ ・イカの視覚処理能力は高く、「視覚の動物」という異名を持つ ・イカは学習し記憶する動物 ・イカには「発達した社会性がある」 さて、本題の「イカには心があるのか、自分を認識できるのか」については本書参照のこと。 【送料無料】イカの心を探る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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