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テーマ:鉄道雑談(1540)
カテゴリ:鉄道
5月2日の朝日新聞朝刊にフリーゲージトレインの記事。
現在開発中の左右の車輪の間隔を線路の幅に合わせて変えられる「軌間可変電車」の状況が比較的詳しく紹介されていた。 メカオタクではない私でも車輪の幅を軌道の幅(ゲージ)に合わせて変える仕組みには興味がある。 フリーゲージトレインの台車は何か複雑なメカになりそうだが、案の定、軌間可変電車では車体が重く速度が出せない、ランニングコストが余計にかかりそう、小ぶりの車体にしなければならないなど、実用化への課題は多いようだ。 速度を上げるためには、台車の改良だけではなく在来線のレールをロングレール化する必要もあり、在来線の軌道をいじらなくてよいというメリットも薄れてくる。 とは言うものの、これまでのフリーゲージトレインの開発費320億円は、フル規格の(長崎)新幹線を新たに作るための費用9600億円よりもはるかに安い。 計画通りの開業ができるよう、今後の鉄道技術陣の奮起に期待したい。 ところで「フリーゲージトレイン」とは和製英語だそうだ。 軌道の幅に対して自由であるということなら、ゲージフリートレインが正しいと思うが、英語ではGauge Changeable TrainまたはGauge Convertible Trainというそうだ。 なるほど、それで「軌間可変電車」か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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