|
テーマ:お勧めの本(7395)
カテゴリ:本
GW後半の始まりは雨。
大雨警報が出るほどの天候で、予定した観光は絶望的。 そこで、我が家で晴耕雨読の実践となった。 読んだのは映画『ジョン・カーター』の原作『火星のプリンセス』。 数日前のブログで“一気火星”に読み終えたことを書いたが、創元SF文庫のこの本は合本版。 『火星のプリンセス』の他、『火星の女神イサス』『火星の大元帥カーター』を収録している。 全829ページの分厚い文庫本だ。 エドガー・ライス・バローズの火星シリーズはこの3作を第1集として第4集まであり、全11作の大作。 単行本としての『火星のプリンセス』が刊行されたのは1917年。 バローズはこの作品を契機としてアメリカSF界の第一線に踊り出し、以来、今日にいたるまでその優位は失われていないと、解説にあった。 まさにSFの古典。 フランス人が三銃士のダルタニアンを知っているように、中国人や日本人が孫悟空を知っているように、ジョン・カーターは英米人に馴染みがあるそうだ。 「火星シリーズは単なるSFの粋を越えた国民文学なのだ」 というわけで火星シリーズの第1作『火星のプリンセス』はSFファンなら必読をお勧め。 【送料無料】火星のプリンセス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/05/03 10:43:44 AM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|