仕事の途中で立ち寄った(と言うより通過した)川崎駅前に不思議な建物を発見。
斜めになったレンガの壁がコンコースに埋もれている。
後ろに回ってみるとまたレンガの壁。
要するに、レンガの薄い壁が斜めに突き刺さっているのだ。
調べてみると、ミューザ川崎前の「ゲートプラザ」という広場にある『記憶の風景』というアート作品だった。
かつて川崎駅西口にあった赤レンガ倉庫(旧国鉄の変電所)がモチーフとなっているのだとか。
たぶん、倉庫の壁だけを利用したのだろう。
傾いているのは、地面から記憶が湧き上がってくることをイメージしているのだそうだ。
蝶の羽根やリスのしっぽを模したオブジェ(人が座ると完成)も面白い。
川崎というと、昔は工業地帯の少し煤けたイメージがあった、今は垢抜けたおしゃれな街だ。