大型連休は遠出をしない。
専ら近場のイベントを楽しむことにした。
ということで、自然史博物館の企画展「サンゴ」を観覧。
副題は、共生の海 ささえあう生命。
企画展によると、地球上でもっとも生物が多様なのがサンゴ礁と熱帯雨林。
サンゴ礁は海洋全体の面積に対してはたった0.1%なのに、海水魚の種の3分の1はサンゴ礁に住み、また世界の漁獲高の10分の1はサンゴ礁だと言われている。
昔スキューバダイビングで大分お世話になったサンゴ礁の世界を興味深く勉強した。
たった1個のサンゴのポリプが石灰質の骨格を作っていく様子を顕微鏡下で観察したビデオがとても興味深かった。
小さなサンゴが造礁サンゴになり、石灰岩台地を形成するまでの壮大な時間と空間を想像した。
人間の想像力を遥かに超えるサンゴの世界の時間の長さと規模の大きさに、圧倒されたのだった。