大型連休の最後の日は、神流川発電所見学。
そのうちそのうちと思いながらなかなか実現しなかったのが、ようやく叶った。
神流川発電所は、長野県側の上部ダム(南相木ダム)と群馬県の下部ダム(上野ダム)の間で揚水発電を行う世界最大級の発電所。
2005年に運転を開始、最大出力94万kWの発電能力を誇る。
説明では、前橋市と高崎市の全世帯の電力をまかなえる発電量とのこと。
その説明だが、上野村が運営する見学バスに乗り、一般には開放していない発電所の中心部を見学しながら話を聞くというもの。
3.11以降、東京電力が全国の発電所見学を全て廃止する中、神流川発電所だけは上野村が運営を引き継いで、規模を縮小して実施していることを知った。
かつての年間15000人の見学者が、現在は3000人の計画だそうだ。
見学バスの運行や経費一切は上野村が負担し、東京電力の社員が案内と説明をしてくれる。
長い専用トンネルを抜け、地表から約500mの地下の大空洞にたどり着くと、そこは別世界。
発電機(兼揚水モーター)は回転子だけでも直径5m、重さ490t。
その周速は時速400kmにもなるということだ。
何から何までが大きく、しかも新しい。
多くの写真を撮ったが、ブログへの掲載には許可がいるとのことなので、写真は午前中に行った「かんな鯉のぼり祭り」にした。
藤岡市に編入される前は鬼石町の鯉のぼりで有名な祭りだ。
今日は風がよく、本当に青い水中を泳いでいるような素晴らしい姿だった