実生7年目にして、初めて咲いたのポポーの花。
たった1輪なので、自ずと気になる。
とりあえずじっくり観察した。
株が小さいためか花も小さい。
花色は赤紫~褐色。
何とも地味なその色では虫に気付かれないと思うのだが、良くしたもので、腐臭で虫を引き付けるのだという。
花弁は3枚が2組で6枚だ。
その中に雌しべがあるのだが、中が暗くてよく見えない。
ウェブサイトに“一般にポポーの花は雌しべが先に成熟して、雌しべの受粉能力がなくなった頃に、遅れて雄しべが花粉をつける品種が多く”とあるので、多分雌しべが見えているのだろう。
“自家不和合性”で、しかも僅かに1輪。
実を着けるまでには今後更に数年。
何とも気の長いことだ。
とりあえず最初にポポーの情報をくれた級友に写真を送って開花の報告をした。