初詣に行った。
場所は、初めての妻沼聖天さま。
「ご本尊聖天さまは、正しくは大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)と称せられ、弘法大師が唐より密教とともに仏法の守護神として請来されてから、日本でも祀られ、福運厄除の神として信仰されている。」とお寺の説明にある。
更に、「妻沼聖天さまのご本尊は由緒の正しさでは日本最古の聖天尊像として知られ、特に縁結びの霊験あらたかで、夫婦の縁はもちろんのこと、家内安全・商売繁盛・厄除け開運・交通安全・学業進学などのあらゆる良縁をむすんでいただけるので、祈願を篭める人々が後を絶たない。」と、万能の神様なのだそうだ。
聖天さまの売りは何と言っても国宝の御本殿だ。
平成24年に埼玉県の建造物としては第1号、県内の国宝としても第5番目に指定された。
総工費13億5千万円をかけた修復で見事に彩色された彫刻群が素晴らしい。
日光東照宮の陽明門を思わせるが、それよりも数十年後の作なので、技術的には聖天さまの本殿の方が優れていると説明された。
特に彩色彫刻が素晴らしい奥殿を拝観するには勧進も兼ねた700円が必要だが、ボランティアガイドによる説明があり、十分元が取れる。
一度は観ておきたい埼玉県の名所だ。