「ドリーム」を観た。
最近話題の映画だが、我が家の近くでは上映されていない。
そこで豊島園のユナイテッドシネマで観た。
評判通り素晴らしかった。
内容紹介は他に譲るとして、観終ってから色々調べてみると映画の背景にあるUSAの歴史と文化が良く分かった。
それには、ネットに紹介されていた町山智浩さんの記事が参考になった。
以下その記事の受け売りだが、原題は「Hidden Figures」。
日本語では「知られざる人たち」だ。
即ち、NASAのマーキュリー計画に裏方として携わった、アメリカ南部の黒人女性のことだ。
この女性たちが当時の偏見や人種差別の壁を打ち壊して夢を実現する物語。
しかもそれが実際にあった話だという。
「アメリカでは『黒人は学力が低いとかそんなことはない。女の子は数学ができない。工学とかエンジニアリングはできないとか、そんなことはないんだ。アメリカのロケットを実際に飛ばしたのはこの人たちなんだということを実際に子供たちに見せたい』ということで動員が伸びた」と記事にあった。
日本では少し事情が違うようだが、日本の子供たちにも是非観せたい映画だ。