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テーマ:戦争反対(1190)
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今、下の息子は時間を見つけて折り鶴を作っています。
「千羽鶴作るんだよ」と、言います。 みんなで集めて、8月6日に広島に持って行ってもらうのだと言います。 先日、「原爆の子」の話を聞いたと言うのです。 「原爆の子」は、映画の話ではなくて、広島に原爆投下された8月6日8時15分。 その、少し前に何をしていたかをつづった子どもたちの記録です。 そして、原爆の犠牲になってたくさんの命が失われたこと。 原爆病が発病し治ることを信じて折り鶴を折り続け、「千羽になったら願いが叶う」と願いつつ、その願いが届くことなくこの世を去っていった子。 そんな話を一生懸命に話してくれました。 「だから、みんなで千羽鶴を作ることにしたんだよ」 今の子どもたちに、原爆のこと、戦争のことはどう理解されているんだろうか? 息子の心をこんなにとらえたのは何だったんだろうか? 戦後60年と言われ、戦争の事実も風化されようとしている。 ずっと、語り継いでいって欲しいと願うのは私だけではないと思う。 我が家は8月になると必ず出してくる絵本がある。 「広島のピカ」 「おこり地蔵」 「長崎を忘れない」 「パパママ バイバイ」 「おきなわ 島のこえ」 今年はそこに 「さとうきび畑」 「花をください」 も、加えました。 この時期だけでも、こうした本を読み聞かせてやりたい。 我が息子よ、がんばって折り鶴を折り続けてほしい・・・と願う。 そして、その思いずっと忘れないでいてほしい。 しかし、うちの息子はすごい子だなーって、感心する親ばか母なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月05日 01時26分16秒
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