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テーマ:ただ思うこと・・・(560)
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ずいぶん長い間お休みしていました。
緊張の糸がぷつんと切れたようでその日その日を過ごしていたように思います。 私の周りの人たちは変わりなくいつも優しかったです。 それでも心は空回りしていました。 精一杯元気に明るく振る舞ってはいましたがその反動でまた鬱状態・・・。 体調も良くなくこのところ医者通いでした。 ずっと無理をしてきたようです。 急にあちこちが不調を訴え始めました。 いつも行く医者の先生に言われました。 「もうこれ以上無理をしないように。体が悲鳴をあげてるよ」と。 しばらくの間通院と投薬です。 休養が必要になりました。 パソコンは持続時間2時間が限度になりました。 時間が長くなると画面がほとんど見えなくなります。 それでも仕事で必要なときは休み休み何とかやってます。 今こそゆっくりゆっくりマイペースでなんでしょうね。 焦らずいきます。 疲れたら休みます。 母のこと、息子のこと、仕事のこと、そして私自身のこと、どれも私が必要なのですから。 自分らしくゆっくりと・・・・。 少し思い出を書きます。 私にはいつも励まされてきた人がいました。 同じ仕事をしてました。 私よりずっとずっと年上の人でした。 お母さんみたいでした。 3人の息子さんと2人の娘さん・・・5人の子どもたちの子育てをしてきたその人の人生も決して平坦ではありませんでした。 子育て真っ只中の時にご主人の会社が倒産し大きな負債をかかえ、家も土地も手放さなければならなかったのです。 小さな借家住まいでそれでもいつも明るかったのです。 職場では明るくて優しくていつも包み込むような暖かさな人でした。 ご主人の仕事も立て直すことができ、自分の家も新たに建て、子どもたちもみんな自立しました。 一緒に旅行をしたときに、ご主人がしみじみと言われたのです。 「ずっと、苦労のかけどおしだった。だから、これからは何でもしてやりたい。行きたいところへはどこへでも連れて行ってやりたい。やりたいことは何でもできるように支えたい」と、ステキだと思いました。 夫婦の年輪を感じました。 だから私もずっと支えてもらいました。 母の介護については「絶対に無理をしてはダメ、利用できるシステムはできる限り利用して自分一人で抱え込まないこと」と、息子のことについては「子育ては大変なだけ楽しいよ、楽しいこと見つけていくこと。他の子と比べないこと、自分だけが不幸と思わないこと。できることからやっていくこと」、「仕事はねー、生活のためにするんだよ、生活犠牲にしちゃいけないんだよ」、そして「自分の健康が第一、今日できなければ明日があるんだから、休むときは休まなくっちゃ」・・・・。 だからやってこれた気がします。 一言一言がすべて本当に説得力のある言葉でした。 静かな人でした。 芯はとても強い人でした。 いつも励まされることばかりでした。 彼女は2年前に退職しました。 家が近いのでちょくちょく会っていたんですが、このところ私の方が時間がとれずに会えずにいたんです。 そして、突然の訃報でした。 あまりにあっけなく、ご主人も最後に立ち会えなかったそうです。 ご主人の落胆ぶりにはかける言葉すらありませんでした。 今でも信じられません。 いつでも会える気がします。 でも、私は生きていかなければなりません。 いっぱいの荷物を抱えて、逃げ出すわけにはいきません。 私の周りにはまだたくさんの支えてくれる人たちがいます。 彼女のことを思い出にすることなく、彼女の気持ちを自分のことと受け止めて、またやっていきます。 ゆっくりゆっくりとマイペースで。 視力に限界を感じます。 まだダメ、もう少し、もう少しって自分に言い聞かせています。 そうして、やってきました。 大丈夫です、まだ、大丈夫です。 ダメなときには休みます。 まだ、やらなくっちゃならないことたくさんあるんだから・・・。 母の状態は現状維持です。 息子のアトピーはおかげさまで、紹介して頂いた漢方療法が良いようでずいぶんと良くなりました。 食事制限もずいぶんと緩和できるようになりました。 これから乾燥季になるので油断はできないのですが・・。 先日、私を励ましてくれる人から「うさぎ」をいただきました。 (もちろん、本物ではありませんよ) 少しずつ、元気になってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月25日 23時36分32秒
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