ラスカルの角砂糖

今日は、東京ボランティア・市民活動センターに寄って

昨年秋に開催された「ＮＰＯ法人運営講座」の第５回め「ＮＰＯ法人の労務とボランティア」の

ＣＤ録音を聴いてきました。（欠席分の補講）


税務に関してはいわゆる営利法人とＮＰＯとでは、法律の適用に違いがある部分もありますが

労働法規については両者の適用にまったく差はない（ＮＰＯだからといって、許されることは

ない）ことや

「法定労働時間」と「所定労働時間」を厳密に使い分けないと、

とんでもないことになる・・・という話でした。



ここ数年「サービス残業」や「未払残業代の請求」が問題になっていますが、

「サービス残業」や「未払残業代」というのは単に「残業つけずに働いている」とか

「残業代を払ってもらえていない」という話ではなく

単価の計算を間違えて「きちんと払っているつもりだったのに、払っていない金額があった

ため、結果、高額（大企業だと億単位）な残業代を突然支払うことになる」という問題も

含んでいるそうです。



税務と労務は、きちんとやっておかないと、思いがけないところで足下すくわれる・・・

というのが今日の学びでした。