今月から源泉所得税に注意
先日の「ＮＰＯ法人の労務」のところで 税務に関してはいわゆる営利法人とＮＰＯとでは、 法律の適用に違いがある部分もありますが 労働法規については両者の適用にまったく差はない （ＮＰＯだからといって、許されることは ない）ということを勉強してきた話を書きましたが税務の中でも「源泉所得税」と「消費税」は営利法人でもＮＰＯでも、収益事業でも非収益事業でも関係してくるので要注意。そして、その源泉所得税が平成２５年１月から復興特別所得税の関係で変わります。給与計算担当の方は、昨年のうちにお手元に届いている「源泉徴収税額表」を確認してください。講師謝礼等を払う担当の方は今までの「１割」源泉が「１．２１割（10.21％）」になりますのでご注意を。今までは、講師謝礼11，111円（直接お渡しするのは10,000円、源泉所得税1,111円を税務署に納付・・）というのが多かったのですが 今後は直接お渡しするのを10,000円にしたい場合は 講師謝礼 11,137円（直接10,000円、源泉所得税1,137円）となります。市区町村の講師だと振込13,500円（額面15,000円 源泉1,500円）というようなところもあって、これは、これで、すっきりしていてよかったのですが、これも振込13,469円（源泉1,531円）とわかりにくくなりますね。。。この法律２５年間続くことになっているのですが、0.21%の増税を２５年間続ける・・・って「違う！」って思うのは私だけでしょうか。同じ２０数年続けるならば、私は「ハタチ基金」のほうが力が入ります。「ハタチ基金」についてはまた日をあらためて。国税庁の復興特別所得税関係（源泉所得税）のページ
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