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カテゴリ:映画を観たよ
広瀬すず主演のコメディ映画を観た。
〇ストーリー 野畑製薬の社長の娘・七瀬は,薬学部に在学中だが父親のことが大嫌いで,会社を継ぐつもりはない。彼女はデスメタルバンドのボーカルでメジャーデビューを夢見ている。だが,嫌っていた父・野畑計が突然死んでしまい,さらにこれが会社を乗っ取ろうとする敵を欺くための2日間だけの仮死状態と聞き,2重に驚く。敵もこの情報を掴んでおり,早々に父の”死体”を火葬にしようとし,七瀬は父の秘書の松岡と一緒にそれを阻止しようと奮闘する。その中で見えてきたこととは? ーーーーーーーーーー 予告編でストーリーのほとんどは見せてしまっているが,細かいカットでテンポよく進むし,2日間というタイムラインが明確なので楽しめる。 実は予告では主演が誰かよく分からなかった。ピンクの髪,濃い化粧,黒ゴシックの服装・・・広瀬すずだったとは?! そして見た目だけでなく,言葉遣いや態度も乱暴だ。この作品への出演はなかなか思い切ったよなあ。 野畑七瀬のバンドでは,中指を立てずに,人差し指を立てる,というのはちょっとした配慮なのだろう。 ーーーーーーーーーー デスメタルバンド,父親が仮死状態ということで,主人公たちの決めゼリフが語尾が「デス!」というもの。なんだよダジャレかよ,と呆れていたつもりが,何度も聞かされているうちに染まってしまって,家に帰ってからこっちが「デス!」を使っていた。うーん,やられた。 父親を行き帰らせるために薬の製作ノートを調べ,父親との思い出や,彼の過去の行動の理由が分かる,という展開はひじょうにストーリーとして素直だ。 細かいギャグが散りばめられ過ぎているのをどう感じるかが評価のポイントだと思う。 僕としては,広瀬すずのぶれない,振り切れた演技があったので,楽しめた。 ーーーーーーーーーー 共演は父親役が堤真一,父の秘書役が吉沢亮と,旬の俳優を使っている。 それ以外にもカメオ出演で,ひじょうに有名どころが次々と登場していて,正直うるさい。新春かくし芸大会じゃないんだからいいよ。 ーーーーーーーーーー 一番うざかったのが,亡き母・野畑百合子を演じる木村多江の演技だった。これはみんな同意すると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.15 16:25:20
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