今年買うLED ZEPPELIN
年末になるとTV CMでは山下達郎氏の曲が流れてきます。歳時記に「タツロー:冬の季語」と載っています(うそ)。ジョン・レノンの命日(12/8)に合わせてビートルズ・ナンバーやらジョンの曲やらが流され、企画物の製品もリリースされる今日この頃、「イマジン」も冬の季語となる日は近いでしょう(再度うそ)。今年は年末商戦にレッド・ツェッペリンも加わったようで、CD、DVDがnow on saleです。ブートレッグ・マニアではないけれどオリジナル・アルバムと公式DVDはみんな持っている普通の人間は、今回の発売ラッシュをどう乗り切るべきか、考えてみましょう。まずはCD。「マザーシップ」輸入盤国内盤デラックス・エディションツェッペリンのベスト盤2007年バージョンで、ジミー・ペイジによるリマスターが施されています。国内盤と輸入盤の違いは日本語解説の有無でしょうね。私はあれを何度も読むことはなく、たいていは1度眺めただけで内容を忘れてしまいます。だったら安い輸入盤の方がお得かな?デラックス・エディションにはライブDVDが付きます(どっちがオマケだ)。ただしDVDの映像は「レッド・ツェッペリンDVD」からの抜粋ですので、こちらをお持ちなら必要ないでしょう。個人的には「見送り」。プレゼントなら喜んでいただきます。「永遠の詩(狂熱のライヴ)~最強盤」輸入盤国内盤映画「永遠の詩」のサントラ盤として出たライブだったのに映画でやった曲が入っていなかったし、映画でやっていない曲が入っているというものでした。これに「ブラック・ドッグ」、「丘のむこうに」、「ミスティ・マウンテン・ホップ」、「貴方を愛しつづけて」、「オーシャン」、「ハートブレイカー」を追加してより当時のライブに近づけたのが今回の「最強盤」。これに関してはDVDの方で。DVDレッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ スペシャルエディションレッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ リミテッドコレクターズ・エディションまずはお断りを。コレクターズエディションは多くの店で売り切れております。さて通常盤との違いですが、箱とTシャツです。アーティストTシャツって着ないんだよなぁ。え、着ちゃダメなの?箱の中に入れておけって。肝心のDVDですが、DISK1は映画のまま、DISK2には同じ73年のニューヨーク公演で映画に入っていない4曲 CELEBRATION DAY,Over The Hils and Far Away、Misty Mountain Hop,Oceanが入っています。これ、ライブでやった順番に並べてくれると嬉しいんですけど。初収録はOver The Hils and Far AwayとOcean。またCELEBRATION DAY、Over The Hils and Far Awayは映画のようなイメージの挿入がないのも嬉しい。これのために払えるなら「買い」です。ライブの雰囲気で曲を次々と聴きたければCDしか選べません。どうせ全部買うんでしょ?と言わないで。