キルトなら80エリートを思い出す
ギブソンのレス・ポール・スタンダードはボディの表面がメイプルです。ワンオフものは例外ね。メイプルには独特の杢目が出るものがあり、サンバースト・レス・ポールの神格化に一役買っています。キルトと呼ばれるウネウネした杢目がありますが、ギブソンがレス・ポールに初めて採用したのはレス・ポール80エリートからです。レス・ポール80はユーザーからのリクエストに応えて1958~1960年のレス・ポール・スタンダードに近付けた製品として発売されたモデルでスタンダードとエリートがあります。ネックにメイプルを使用していた時期ですがヴィンテージと同じようにマホガニーを採用しており、3ピースのスタンダードと1ピースのエリートといった差別化が行われています。また指板にエリートだけエボニーを使用したり、トラ目のスタンダードに対しエリートではキルテッド・メイプルを採用しています。(当時の価値観だとトラ目よりキルトの方が上なんですかねぇ?)80はヴィンテージの完全再現を狙ったモデルではなく当時のシェイプのまま(ヘッドは小さくしてありました)ヴィンテージと同じ(ような)木材で作った商品で、その名の通り80年バージョンとして評価していただきたいです。当時の定価はエリートで516,000円。【中古エレキギター】◎中古GIBSON HC 1960 LP 5AQ/AN 【心斎橋店 店頭在庫分】 【送料無料】キルテッド・メイプルを使用したヒストリック・コレクション。ヴィンテージにはこのように見事なキルテッド・メイプルのものは確認されておりません。