地黒エステティシャンの「なんばしよっと？」

熊本県北部に山鹿市（やまがし）という
温泉で有名な観光地があります。
その昔、傷を負った鹿が、その傷を直す為に
源泉を発見したのがその名の由来だとか。
（私のうろ覚えです。）

毎年８月に、山鹿灯籠まつりが行われます。
女性がおそろいのピンクの浴衣を着て、頭に
和紙製の灯籠をのせて夜中まで踊られる盆踊
りのようなものかな。





去年から、その時のいでたちをした、リカちゃん
人形のストラップが売り出されました。
数は多いので、レアものと言うわけではありませ
んが、熊本のご紹介にと思いまして。

さて、時にはエステティシャンらしい、内容を
載せなければと。
では、昔の出来事を勝手に時効と決めて、裏話を……。

エステティシャンとして就職してから、それなりの
研修期間を経て、お客様デビューをするのが普通で
すよね。
でも、ずっと昔は私が在籍した大手でも、そこまで
指導要領と言うものが確立されていませんでした。
もちろん、技術チェックに合格しないと接客どころ
ではないのですが。

特に一番需要があったのは永久脱毛でしたから、まず
脱毛の練習がメインになります。
この技術とは難しいもので、いくらかはスタッフ同士で
練習しても実際のお客様の毛質、肌質、性格でやり易い方、
やり難い方が大きく分かれます。

だから俗に言うやり易い方、
ひざ下の脱毛で
両ひざ下の毛が残っていて（先輩とダブルで入ることが多い）
毛質が太く
痛みを感じ難く
温厚な性格で
ベッドに寝たままコースを受ける方
（座った状態で脱毛しているのを
じっと見ている方がいた）が、
デビューの対象に選ばれます。

エステティシャンに限らず、みんな、初めてを
経験しなければならいないのは当たり前ですが、
技術の向上とともに、言い訳やクレーム対処が
上手になるのがこの業界スタッフの成長と言え
るのです。　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく