|
カテゴリ:エステティシャンらしく
エステサロンに勤めていた頃の社員同士の一番の会話は、なんと、驚くなかれ、『ダイエット』についてだったとです。
社員全員が若かったせいもあって、食べる事は楽しみでした。しかも店舗はその都市の一等地と言われる場所にありましたから、ブームのお菓子(スイーツと言う言葉はなかったんで)は昼休みにデパ地下に走りこめば、なんでもすぐ手に入ります。繁華街もすぐだから、話がまとまれば即居酒屋だ焼き鳥屋だと繰り出す。そして翌日数グラム太ったのなんのの会話に花が咲くんです。だからと言って自分のサロンでやっている痩身の施術をお互いに休憩時間等にするかというと、これがまたなかなかやらない。 会社側としても、スタッフの見た目が大切というのがあるからあんまり太られても困りもの、ように思われますがこれが意外と標準を上回るスタッフもちらほら。しかもそれがカウンセラー。痩身をご希望の初来店のお客様を担当して、このコースとこのコースを数ヶ月でこの体重、このサイズ……と、数十万円もの契約をさらっと成し遂げてしまう人もいたとです。 わたしゃ、とうとう地黒のまんまなので、美白ご希望の方にはとことん弱いです。 誤解されそうですがエステティシャンをしていてエステを前面否定している訳では無いのです。今更綺麗事を言うようですが、その誇大広告、高額に罪悪感はぬぐえませんでした。今の技術は進んでいるので、実際に効果の上がる施術があるのでしょう。ても以前テレビで見た他サロンのやせるコンテストもご本人さんの自己管理と努力がほとんどだったようにお見受け致しました。 こんな事もありました。 もともと、腋毛の無いスタッフの得意の上乗せ契約は、腋の脱毛をご希望で無いお客様にも自分の腋をパッと見せて、「永久脱毛するとこんなに綺麗になりますよ。」。そのツルツルの腋を見た女性はやはり憧れて、その気になってご契約で数十万。(永久脱毛の効果には自身はありましたが、やはりお安くは無いですよね。価値観しだいですが。) めでたしめでたし? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月28日 17時35分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[エステティシャンらしく] カテゴリの最新記事
|