地黒エステティシャンの「なんばしよっと？」

皆様はイブをどのように過ごされたのでしょう？

あたしゃ、結局夜は一人ぼっちだったとです。
いつも居る両親でさえ泊まりのお出掛けだったとに。

朝一にお客様が来てくださり、ゼロは回避。

１２時頃終わり昼ごはんのことでも考えていると
電話が掛かってました。

私のイブの過ごし方が一変した瞬間！

以前、脱輪を助けて頂いた車屋さんＡ氏から。
「今日は時間あるや。」

『あっ、これはもしや忘年会のお誘い』と思い即答。
「あるある、今日はもうお客様終わったけん。」

「丁度良かった、俺ば車で乗せて行ってくれ。」

「はっ？」

「知り合いＢが、事故ば起こしたもんね。だけん
現場に行ってみらにゃんけん。俺は昼から飲んどったけん
代わりに運転ばしてくれ。」

「よかよ(-_-;)。」と答えたものの内心は
『なにが悲しくてイブの日にアッシーを？
でも、先日お世話になったし…。』

と、ドライバーさんになった訳です。


まず、事故現場へ。

相手が９０ｋ/ｈのスピードで緩やかなカーブを曲がりきれず
Ｂさんの車に突っ込んできたとの事。

私達が現場に到着したのは事故からやがて２時間位たっていたらしい。
それでも、警察の方々が８名程、パトカーやなんやら４台。
そして、レッカー車が２台。Ｂさん関係の人達が６名。

交通整理をしている警察官、現場の写真を撮っている警察官。

道路は渋滞して、みんな車の中から現場をじっくり見ていくし。

『これが物々しい雰囲気ってやつか。』

相手の車はすでに現場に無く、Ｂさんの車は横転したまま。

Ｂさんも相手も救急車で大きな病院で搬送されたそうです。
大きな病院ということは怪我の度合いが心配される。

私達が行ってからかれこれ３０分位でＢさんの車をレッカーで引っ張り
事故現場に散乱した車の破片を掃除して、これで終わりと思いきや。

その後、Ｂさんの車が運ばれた自動車メーカーへ行きました。
廃車になるみたい。

それから相手の車が運ばれた修理工場へ。
こちらもスクラップ状態。ひどい。

それからＢさんの運ばれた総合病院へ状況を見に行きました。
右大腿部の骨折とひざの骨の骨折です。

奥さん、子供達、ご兄弟が駆けつけておられました。

「せっかくのクリスマスイブに大変だったね。」
と子供に声を掛けるＡ氏。

病院を出て、やっと私はＡ氏から開放されて午後６時前に帰宅。

イブの夜、寒い家に１人の私…。
アサヒのドライを片手にチーカマを食べ、『オーラの泉』を観て
いつのまにかウトウト寝ていました。

でも、怪我をしたＢさんやそのご家族、事故を起こした相手と
またそのご家族を思うと、ビールを飲んでうたた寝なんて
幸せなイブだな～と、自分に言い聞かせている私でした。