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地黒エステティシャンの「なんばしよっと?」

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2006年02月04日
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カテゴリ:もらいごし人生
14年前の右乳のしこりの切除。

私の場合は運が良く、部分切除で大丈夫でした。
だから、病気の大変さを語るほどの立場ではありませんが…。

でも、麻酔が覚めて目をあけるまで、乳房が残っているかどうか
判らない状態だったので、目が覚めた時は、やっぱりホッとしました。
目が覚めた時そばにいた研修で来ていた若い看護師見習いの
女の子の手を握り締めたら、その戸惑ってました。
今思えば、簡単な手術だったのに、全身ガチガチに凝ってしまって
自分の気の弱さが可笑しかったです。

手術の傷もだけれど、その時、尿道に通された管が痛かったです。(#^.^#)
しかも、手術前、先輩看護師があの見習い看護師に、尿道の管の通し方を
私で実演。「こうするのよ!」って。これには手術前のドサクサとは言え
ムッとしました。


2週間の入院生活は4人部屋でした。

まわりは乳がんの再発で2~3度目の手術をする70歳前後の
お年寄りばかりでした。
中には子宮癌が重なっていた方もいました。


手術直前、血圧が上がりすぎて、帰って来てしまったおばあちゃん。
すでに、両胸の乳房を切除したのに、胸の間にしこりが
再発したそうです。
(記憶が間違っているかも)


となりの方は点滴か注射を打った後、身動き一つしなくなりました。
あれが、抗がん剤だったのでしょうか?
青注射・赤注射って呼んでいました。
(これも記憶が間違っているかも)


何て言っても、入院したのは
『九州がんセンター』なんです。
告知の云々なんて、言ってられない。

みんな(ほとんど)癌なんだから。





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最終更新日  2006年02月04日 21時55分39秒
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