店長と呼ばれて
某エステサロンに勤務していた時、最終的に支店の店長という役職を頂いた。だからその頃一緒に仕事をした同僚と会うと、十数年を経た今でも私の事を『店長』と呼んでくれる。恥ずかしいので名前で呼んでくれと言っても、習慣でやはり『店長』とつい呼ばれ、私も偉そうにそのままにしてしまう。最近はその同僚の子供達まで私を呼ぶときに『店長』と呼ぶ。まあ親が呼ぶし、○○君のおばちゃんではないので、やはり『店長』になってしまう。今年の夏にその同僚だったKさんが子供達を連れて3人で県外から遊びに来てくれた。男の子二人と言うこともあって、例の防波堤で釣りをした。私は子供達から大人気!『店長!えさが無くなった!』『店長!魚が針から取れん!』『店長!糸が絡まった!』『店長!この魚何?食べれる?』と言うように、何かあると狩り出される。しかもこの夜の為のおかずを調達しなければと必死で釣った。(これはマジ)子供達もほどほどに釣りを楽しみ、夜のおかずとして味噌汁しか作れなかったがどうにか面目は守られた。頑張って釣った魚の味噌汁が写っていない(T_T)と今回のように、『店長』と呼ばれる時は何か起きた時がほとんどなのです。だからエステサロンに勤務していた時も『店長』と呼ばれると、「また何か起きた。」のサインでありました。お客様の悩みを少しでも解決できれば…という最初の志は何処へ!店長になってからと言うもの、日々巻き起こるトラブルの解決の方がメインの仕事になりました。 つづく