悲しみや苦しみ
歓びや痛み
全ては過ぎ去りしもの
どれもけして留まることはなく
ただ移り変わり
そして消えてゆく
願望も欲望も全て
乾ききった心を潤すことなく
この上限りないことを知り
全てはあなたの中にこそあるを知る
『何かが足りないのではなく
何かが欠けている訳でもない』
目に見えることは限りがあり
だからその手に得られるものにも
限りがあるように思える
一見何も無いように見えて
実は多くを持っていることを知るのは
あなたの清らかな心と
魂の目でみることだ
刹那的なものはいつかは消え去り
あなたのその手には留まらず
全ては移りし泡沫（うたかた）の夢の如く
全ての感情 欲望を越え
辿り着いた場所は
心地よい『静寂』『安住の境地』
何かや誰かで満たそうとする必要なく
既に満たされることを知る
求め彷徨うことなかれ
迷い苦しむことなかれ
安心や自信
愛と光は
すべて
あなた自身の魂（なか）にこそあるのだ
