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カテゴリ:魂の記憶
この過去世は昨年12月後半ハイレベルガイドから聞いたものです。 その過去世で私は今と同じ性別でヒーラーでした。
当時ヒーラーという存在は時々必要をされている程度な程 その国は平和で穏やかだった。 けれども、ある時を境に忙しさを増すことになる。 ある者が持ち込んだ物質によって調和が崩れ、心や身体に不調を訴える者、 苦痛にうなされる者。 過去世の私の役割はとても大きなものになり、激しさを増した。 私は毎日ほとんど寝るまもなくヒーリングを施していた。 自分の身体が蝕まれることも知らず、真っ直ぐな長く美しい金色の髪はいつしか色あせ 私は髪を切ることになる。 それとほぼ同時に霊力が弱まってきた。 それでも、私はヒーラーとしての役割を続けた。 『時間が足りない』と思った。 真っ直ぐな髪はいつしかくせ毛になり、短い巻き髪になった。 私の友人が見るに見かねて忠告に来た。 それでも私はその忠告を聞き入れなかった。 『時間がない』という思いは焦りになり、途方もない人の行列を見ながら 私はヒーラーとしての役目を貫いた。 そして、とうとう私の身体は限界に達した。 私の友人は何度も忠告に来てくれた。それでもどうしても聞き入れることはできなかった。 自分の役目を全うすることがその時の私の使命だと思っていたからだ。 私はその前の前世の記憶の一部を覚えていて、 助けたいと思っていた人たちを助けることができなかったという後悔がどうしてもあった。 その後悔が私を駆り立てたものだったのだ。 私はブレーキを踏むことを知らなかった。 信じればとことん信じたし、だからことヒーラーとして全うしようとした。 そして、友人の忠告を聞けないまま私はとうとう霊力を失ってしまった。 霊力を失った私はとても深い悲しみにくれていた。 霊力を失った私はショックと極度の疲労のあまり、しばらく何もできず、動けない状態が続いた。 私の友人は何度も訪ね、慰めてくれてた。 けれども私は深く心を閉ざしその友人の声は届かなかったのだ。 ある時、私はずっと好きだった場所へと向かった。 高い崖の上、そこから見える景色がとても好きだった。 青く澄んだ湖と緑と美しい色とりどりの花々が広がるその景色・・・ そこへ向かう前私は友人にメッセージを送っていた。 言葉ではなく、いつもわたしが身につけていた髪飾りと 以前切り落としていたあの長い金色の髪だった。 受け取った友人は急いで私の元へと駆けつけた。 けれども私は彼女の目の前で湖に身を投げたのだ。 私を助けようと彼女は何のとまどいもなく後を追って飛び込んだ。 けれども、彼女は私を助けることはできなかった。 私はそのまま大好きだった湖の奥へと沈んでいった。 そして、短い生涯を終えたのだった。
この過去世に出てくる友人は現世においても既に出会っています。
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Last updated
January 6, 2008 01:41:49 PM
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