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虹のむこうに

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2007年01月25日
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カテゴリ:中学受験
また合格発表の夢を見た。
私は息子と二人で、合格掲示板を見に行っていた。
夢に出てくる息子はいつも、小学3年生くらいの、背が低くてあどけない息子に戻っている。
本当は身長も体重もすでに私を越えてしまっているのだけれど・・・。

今回も、息子の番号があったかどうか、確認できなかった。


1月校のうち1校は、私が強く思い入れている学校であった。
緑に囲まれた美しい環境。
広大な敷地と、綺麗な校舎。
先生方の教育にかける熱意と、ひとりひとりの子どもたちに対する思いやり。
進学実績。
何をとっても申し分ない学校である。
ひとつだけ難があるとすれば、通学に少々時間がかかること。

合格証をいただいたあと、私は学校から立ち去り難くて、
校舎前のアプローチにたたずみ、しばらく校舎を眺めていた。

この学校に憧れを抱いたのは2年前の学園祭がきっかけだった。
  ここに入れたらいいなぁ・・・
そんな思いで、すぐに過去問を1冊購入。
今年発刊されたものも買ったので、この学校の過去問だけは相当な年数分が我が家にはある。
息子は殆どの年度分をちゃんとやってくれていたようだけれど。

いただくものをいただき、撮るものを撮った息子は、
「さぁ、帰ろう!」
と、さっさとバス乗り場の方へ向かおうとしている。
彼は基本的に男子校希望なので、
2月校のいずれかの学校に合格をいただければ、きっとそちらに入学することになるだろう。

もしかしたら、この校舎を見るのも、これが最後になるのかもしれない。
いろいろな想いがこみあげてきて、また涙ぐみそうになる。

説明会の時に壇上にいらした先生の姿がエントランスに見えた。
走って行ってご挨拶をしたい衝動を、
「ここに入学を決めたわけではない」という現実が押しとどめる。

校舎に小さく一礼をして、息子を追いかけた。






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最終更新日  2007年01月25日 23時28分18秒
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