rainbow moon

宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」を観た。

まず...面白かった。
絵（絵画・漫画・アニメ等々）に興味のある方々には
たまらない映画だろう。
背景の描き込みも城の動きも モブ（群集）シーンも素晴らしい。

さて...ストーリーだが
一度観たくらいではわからない。
観終わって全体的な流れを頭の中でつなげてみたが
不明な（謎な）部分がたくさんあった。
あのハリー・ポッターのように原作を読んでみて初めて
「あぁ！そうだったんだ」とわかるような作品では困るのだが。

そういえば...声優さん
ハウルの声をキムタクが演っているが
彼だと意識しないで観たほうが良いかもしれない。
違和感は全くなし。
「ハクさまハクさま...」の 我修院さんは今回大活躍。
美輪さんも倍賞さんも流石！

これから観る方へ...これだけは心にとめておいてほしい。
ハウルはかなりの美少年である。
彼ばかり追っていたら「あれ？どんなストーリーだったっけ...」
ってなことになりかねない。（自爆）
初めて観るときは、できるだけソフィーを中心に
物語を観ることをオススメする。

戦争に対する意識、高齢化問題、生きること、愛すること...等々の
社会的なメッセージをあまり強調せず
やんわりと織り入れてあるところが良い。
日々の生活に追われて忘れていた大事なことを
思い出させてくれるような...

そんな素敵な映画だった。


追記...くれぐれもカップルで行かないように。
彼女はハウルにハートをとられちゃうかも。（笑）