陳氏太極拳、と、そんな生活

日本の伝統武術もそうですが、伝統武術にルールは無いです。
そもそも、殺されちゃうかもしれない！
って言う状況から、自分達を守る為から始まったわけで。
体格的に敵わなければ、あの手この手です。
まあ、そういった状況をコントロール出来る様に技を磨くわけですが。

んで、ルールが無いという事は、当然、徒手空拳っていう状況ばかり
ではありません。
兵器（武器の事）もいろいろあって、太極拳も、
剣、刀、双剣、大刀、棍、槍、錘、等など、いろいろあります。
拳のほかにもこれらを練習します。
ただし、拳による練習が基本なので、拳がショッパイと兵器の操作も
ショッパイままになってしまいます。




焦ってます。がんばれ自分！！




中国で、剣というと両刃の直剣を指します。片刃でそりのあるものは柳刀とか
刀とか言うらしいです（良く憶えてない。イイカゲンでスイマセン）。
日本の刀の影響が倭寇襲来の時にありまして、当時の少林寺のお坊さんが
対策方法を研究したとか。その事はまた別の機会に。


ちなみに、この剣は弾力がある鉄製。グラインダーで磨いたら刃が出ます。
刀身に龍の刻印があり、弾力がある剣だと言う事を示しているようです。
表面の錆は、西洋から来た練習生達が、やたらと触ってしまったので
錆びちゃいました。
まあ、安い練習用の剣なのでしょうがないですが。


少し、乱暴な事を書きましたが、現代社会では、逃げるが勝ちです。
私は後で陰口叩かれようと、速攻逃げます。
イタイのキライ。