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カテゴリ:太極拳
これは
JIAN (金間・・・金編に間と書きます) と言う武器です。読み方は ジィェン 太極拳の武器、こちらでは兵器と呼びます。 沢山の種類があります。 剣、刀、大刀、双剣、双刀、鞭、槍、棒、錘、 最近、ネットを見て他の人の剣の扱う姿をたまに見ますが、 陳氏の用法は少し違います。 武器を縦横無尽に振り回すのではなく、 武器と共に縦横無尽に技を繰り出す・・・・と言うか・・・ 要するに、体術なのです。 身体の使い方の解らない状態、鍛錬の途上で武器を振るっても 武器を型どおりに振り回そうとするレベルになります。 逆に言うと、武器の練習で自分の今を測るものさしにもなります。 まあ、限界はありますけど。 太極拳は個人で独りで練習する事は出来ますが、独りで習得し レベルを上げていく事は不可能です。 先生に見て貰わないと、先生に疑問を応えてもらわないと 前に進むのは至難です。 で、この兵器JIAN ですが、今回はお試しの為、師父が職人さんに頼んで木を削って 作りました。 これを型にして、鉄製の本物を作るのか? 精錬の仕方は?最後に焼入れをするのか? 今度洛陽に戻ったら詳しく聞いてみたいです。 本物は鉄製。 叩きつけ、突き崩し、引き裂き、折る。 相手の武器に体術が無ければ、これで叩き折れる。 一瞬でも服や装飾品に触れたら、鋸の様に巻き込んで 引き裂く。 切断ではなく、引き裂く。鈍く重い牙。 ううう、書いていてオッカナクなって来ました。 ちなみに、私はこのJIAN は 使えません。写真は格好だけです。とほほ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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