陳氏太極拳、と、そんな生活

最近少し危ないなぁ～と、いう事が色々ありました。


スゴクスゴク、当たり前の事ですが、どうもココが解ら
ないと。

中国では
　　コストダウン＝スペックダウン

と、いう事。最近では外国人が暮らしやすくなったので、
気軽に買い物、仕事が出来る気がしますが。
ついでに、日本の価格と比べると、安い気もします。

でもですね、しっかり価格の推移や、購入者のレベル、
生産者や管理者のレベルを見ないと、トンでも無い事に
なっちゃいます。


ここでは“外国語”を通じて会話のできる人が増えて
来たし、

“大卒人口がとても多い”

ので、企業さんは手軽に大卒を探せそうです。
ある程度、ここで戦った実績のある会社ならわかる事
ですが、大卒は確かに魅力です。でも、裏を取らないと
いけない。

結局、仕事を覚えるまで時間が掛かるし、ヒドイ場合
日本語も殆ど話せませんし聞き取れません。

“解りました”

ホントかよ・・・・です。何しろプライドがあるので
わかったフリが身を守る手段です。

日本人は甘いので、中国の若者が一生懸命日本語を話すと
“がんばっている”
と言う感覚なのでしょうか・・・・・
あちらが若しかして舌を出しているかもしれないのに。


逆に、人材であれば給料と待遇が悪ければ直ぐ辞め
ちゃいます。


会社も投機の対象です。日本人のように戦いのフィールド
とは言いづらいのでは？

偉い人を紹介されると、すぐに物事が進むように勘違い。
でも、問題はそこから、実務担当者同士がどこまで意志を
通わせるか。それはそれはタイヘンデス。
何しろコッチがよそ者で、対日感情が本来悪い国ですし。
細かく分析した内容を見せてもらうまでガマンするのは
一般企業にはどこまで耐えられるかギャンブル色強すぎ。


正直、１５年見てきましたが、変化が無いと言うか、
酷くなっているというか・・・・・・・・・・・

外人慣れしてきた人達の中で、上辺の対応に慣れた人達が
いるのも確かです。

相手がどのレベルなのか、確かめないとイタイです。


要するに、確実な　　Win－Win　を狙わないと。


安いからココで稼げる
では無く
一緒に儲けよういい思いを共有しよう、そう言う人と頑張ろう

でないと、ある程度のレベルに達している人や企業と
対話が出来ないのでは・・・・・

と、思います。


昨日の晩、アメリカから日本に戻ったお客さんと話している中、
彼からも指摘されたので。


海外ってタイヘンですね～