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カテゴリ:太極拳
疲労を感じ、あんまり行きたくなかったですが、
これも勉強だと思い。 国・若しくは近代の団体が規正する武術大会。 体育学校とかの協会が主催らしいです。 俺のする武芸とどう違うのか、今のレベルで 見てみたかったのです。 どうやら小学生までの大会。雰囲気もほのぼの。 殺気立って無い。青少年の育成のツールとして 体育化した武術を使用している感じです。 河南省各地からちびっ子選手団が来ていました。 出番準備中。キンチョウの中にほのぼの・・・ 上の2枚は 剣対剣 下の2枚は 剣対槍 剣対剣、あのポーズは一体・・・・ 剣対槍では、よけているはずの剣がビシビシ当たっている・・・・ そう、これは兵器を持った約束組み手(手順を決めた打ち合いの事) あのポーズといい、何か意味は?と問われれば・・・・・・・ わかんねぇ・・・・・・・・・ ま、競技性的に見栄えが良く加点対象なんじゃないですか。 上の写真、左はなんかワカランが、脚をピット上げてます。 加点対象? 下は連続写真です。右がトドメを差されたところです。 団体7人での演舞競技です。 上の写真、あの姿勢のまま、音楽が掛からなかったので 3分くらいじっとしてました。何かの陰謀か? 下の写真、イイカゲンに疲れている子供と、各シーンで 爆笑している女の子(選手団の一人)。 大人数での演舞中、靴が脱げちゃいました。 雰囲気で解ると思いますが、全然、○○道的な感じは無く、 真剣且つ楽しいイベント・・・・・そう、スポーツなのです。 ガチガチの雰囲気では無いです。国民性もあると思いますが。 ここまでが競技。ココから後は、小さい頃に同じ道を 通ってきた、 “国家から学費を支給された特待生による模範演舞” いわばスペシャリストである。 これは外家拳の棒術。所狭しと動き回る。実際には 棒は棍といいます。 呉師兄に聞いたら 『うん、よく練習しているようだな・・・・』 だそうです。俺にはスッゲェ~カッコよく見えました。 他にもイロイロありましたが、後は陳式太極拳・・・・ 素敵な女性だな~、キレイだなぁ~・・・・と言うのが 第一印象でした。 陳氏太極拳みたいですが、実際には外家拳でした。 乙女の舞の如く 太極拳の目標とすべき概念の1つです。 正直、これであれば他の舞踊の方が美しいと思った。 動物やアスリートの動く姿は自然で美しい。鍛えられた ある法則に則った動き。でも、競技の太極拳は違うのだ なあと思った。勿論、競技の太極拳も鍛えこんでいるの は解った。でも、法則が無い様に見えた。 それでも、競技性を考えれば仕方ないのでしょうか。 競技としての太極拳、でも、これは本来の太極拳とは 大きく離れていると思った。なぜかと言うと、太極拳は 内側を徹底的に鍛える。鍛える為に身体を動かす。 身体の質は十人十色。日によっても違う。無理に何かの 規正に当てはめるのは違う。法則に則って動くのはOK だけど・・・・・それを一見で採点するのは・・・・ ついでに、その時見た演舞そのまま練習するとただの運動。 ただのと書くと失礼ですね。かなりハードな運動です。 あの動きが出来るようになれば相当な身体能力と言えます。 難易度が高いっ!と思います。 でも、最終的には身体にもあまり良くないと思いました。 本来の太極拳が持つ効果とは違う。太極拳は難易度を 求める物じゃないし。 太極拳で健康を求める人に応えたいし、美しい動作を 求めたい人にも応えたい。 地道な努力が必要ですね。 今回、この大会を見に行ったのは、フィリップさんが お世話になっている武術学校の生徒が参加しているから。 フィリップさんはフランスで子供向け武術講師をして いるのだ。 中国の子供からも大人気。 仏頂面の俺・呉師兄・サムくんとは大分違う。 この武術教室、実は俺とは強い縁が有った事が後で判明。 後で全員大いに驚いたのだった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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